オバマ大統領、レストランでクレジットカード利用を拒まれる

今年の9月にアメリカ大統領のオバマ氏が、ニューヨーク市内のレストランで食事をした時にクレジットカードで支払いをしようとしたところ、カードが受け入れられなかったようです。

カードが使えなかった原因は、あくまでも推測の域をでいないようですが、利用頻度が少なすぎるためにカードの不正利用が疑われたのではないかということです。

オバマ大統領日本では、翌月一括払いやボーナス払い、3回払いなどの分割の回数も選べたりして、その支払い方法は多様ですが、アメリカのクレジットカード事情は、日本とはちょっと違うようで、ほとんどの支払いが「リボ払い」になっています。

毎月の支払いは、最低限支払わないといけない金額が決められていて、それ以上であれば、いくらでも良いという、消費者金融みたいな返済方法になっています。リボ払いで、返済がそんな感じだとすぐに借金がかさんでしまうんじゃないかと思いますよね。

一説によると、アメリカ人の平均的なクレジットカードの負債は150万円を超えているということなので、結構借りている感じがします。もちろん、車のローンとか家のローンは別です。

では、多重債務者が増えているかというと、詳しいデータは見つからなかったのでなんとも言えないのですが、アメリカでは「クレジット・ヒストリー」というポイント制度のようなものがあって、このクレジット・ヒストリーが低いと何かと、生活に支障をきたしてしまうことが、歯止めになっているようです。

たとえば、アパートを借りるときにクレジット・ヒストリーが低いと、契約しづらいとか、敷金を余計に預けておかなくてはいけないといった具合です。「クレジット・ヒストリー = その人の信用度」みたいな感じでしょうか?

なので、多くのアメリカ人はクレジット・ヒストリーを高い状態にしておこうとするようです。

クレジットヒストリーを高めるためには、一括で返してしまわずに「ほどほどに金利を支払いつつ、継続して返済すること」が大事なようです。なんか、いかにもアメリカっぽいですね。

アメリカと日本、どちらのクレジットカードが良いかは意見がわかれると思いますが、個人的には、支払い方法を選べる日本式のほうが安心ですね。(でも、私はブラックだからデビットカードで常に一括払いですが。。。)

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