夫には絶対に内緒で債務整理したい
夫婦の間で隠しごとをしない約束をしている方もいることでしょう。
そのような約束をしているかどうか関係なく、やはり借金があることを打ち明けるのには勇気がいることです。
個人的には、夫婦で協力して、借金問題の解決に向かった方が、何かとスムーズに行くと思いますが、夫婦の関係もいろいろとあるので、正直に言ってしまうことで、かえって話がこじれてしまうということもはるはずです。
ここでは、旦那さんには内緒で債務整理をする場合のポイントを確認していきましょう。
内緒にすることのデメリットを確認しておこう
内密に債務整理をする以上は、それなりのリスクがあることもあらかじめ考えておいた方が良いです。
もちろん、最終的には何事もなかったかのように、借金問題を過去のものとして、通常の生活に戻ることが、目標ですが、どんなデメリットがあるのかを確認しておくことで、あなたの計画をより確実性の高いものにすることができるはずです。
ではどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。
万が一、バレたら、夫は2重に裏切られたような気持ちになる
おそらく、旦那さんは、自分の知らない間に借金を作っていたことに加えて、それを黙っていたことの両方で、ショックを受ける可能性があります。
性格にもよるところなので、一概に言い切れませんが、少なくとも、信用を落としてしまうと思われます。
身近な人に相談できない
内密にことを進めるので、妻にとって一番身近な存在の夫に相談することはできません。
家でリラックスしているときに、ついぽろっとしゃべってしまぬよう、気をつけることもストレスかもしれません。
見つからないようにするストレス
債務整理中には書類のやりとりも発生しますので、それらの手紙や書類を夫の目につかないようにしておくことにストレスを感じる場合もあるかもしれません。
デメリットとして、考えられることをあげてみましたが、環境によっては、それほどのデメリットではないと感じる方もいるかもしれません
たとえば、旦那さんが奥さんにあまり関心がない場合とか。これはこれで、悲しいことですが。。。
いずれにしても、これらのデメリットと正直に打ち明けた場合の混乱とを天秤にかけてみて、どっちが大変そうか検討してみると良いでしょう。
もしも、バレた場合をシミュレーションしておこう
あんまり、バレた場合のことばかりを言って、ネガティブな気持ちにするつもりはありませんが、最悪の事態を想定することで、より完璧なプランが立てられるというものです。
あってはいけないことですが、万が一、夫が借金の事実を知ってしまったときに、あなたはどう振る舞うのか、頭の中でイメージしておくだけで、気分的にも違ってくるはずです。
そのときになって、しどろもどろになるより、自分はどう振る舞うか(言い訳するか)で、相手の出方も違ってきますから。
やっぱり、王道は、正直に全部話して「これは自分の問題だから、あなたに迷惑をかけたくなかった。」と打ち明けるのがベストだと思います。
場合によっては、「あなたの稼ぎが悪いから、自分で整理してるんだ。」と開き直るのもありかもしれませんが、そこら辺は、それぞれの事情で対応してください。
いずれにしろ、知られてしまった以上は、旦那さんも味方につけて、一緒にがんばるのが一番ですね。
どうやって、夫に内緒で債務整理したら良いのか?
でも、基本的には旦那さんには迷惑をかけずに、自分で債務整理を最後まで行うことが、目的です。
では、どうやったら、最後まで内緒で債務整理できるのか、具体的な注意点を確認しておきましょう。
郵便物の管理
債務整理中には、業者だったり、弁護士事務所だったり、郵便物のやりとりが発生します。
これらの書類を旦那さんに見つからないように十分に注意しておく必要があります。
人づてに漏れないようにする
あまり、自分が債務整理をしていることを友達にしゃべることはないと思いますが、実家の両親なら大丈夫と思っていたら、そこから漏れてしまったりする可能性はありえます。
口の軽い人には、絶対に言わないに限りますが、女性はしゃべらずにいられなくなってしまいがちなので、気をつけたいところです。
どうしてもしゃべりたくなったら、ネットの掲示板に書き込むとか(もちろん匿名で)対応策を考えておくと良いでしょう。
電話のやりとり
手紙と同様に、電話でしゃべっているのを聞かれてしまうとうケースも気をつけておくべきです。
夫と一緒にいるときは、携帯は留守電にしておくなどの対策を考えておきましょう。