自営業者の債務整理

自営業を営んでいる方の場合は、サラリーマンが債務整理をするのに比べるとちょっと厄介なことがあるかもしれません。

自営の方の場合もやはり、その人の状況で、自己破産から、個人再生(小規模個人再生)、任意整理など考えられる手段は、いくつかあります。

商売自体が左前どころか続ければ続けるほど、借金が増えてしまうのなら思い切って自己破産という選択もありますが、営んでいる商売の形態によっては、設備や機械などの高価なものを持っている場合も多いでしょう。

評価額が20万円を超えるものは、その評価額で売却されてしまうので、手元に残してはおけません。(あとで、買い戻すという方法もありますが。。。)その商売をやめてしまうのなら、別になくても困らないでしょう。

しかし、自己破産しても食べていかなくてはいけないので、他に就ける仕事もなく、ほそぼそとでも商売をしないと野垂れ死ぬなんて場合は、破産を検討した時から、何らかの対策をしておいたほうが良いかもしれません。

そういった時に、知恵を貸してくれる専門家の存在は頼りになります。本当にどうしょうもなくなってしまう前に法律家などに相談しておくのは、とても有効だと思います。

自営業

個人再生や任意整理をして、商売の方もなんとか続けていきたいという場合でも、これらの手続きを取れば、いわゆるブラックリストに載ってしまうため、新たな借り入れが難しくなります。

個人再生の場合は、言葉は悪いですが、裁判所が一方的に債務を減額してしまうので、取引先に債権者がいたら、今後の仕事に影響が出てくるかもしれません。

これまでに、手形や小切手を利用してきたとしたら、使えなくなる可能性も高いので、今から頭を現金主義に切り替えておくことも大事なことかもしれません。

債務整理しても商売は続けられる

僕も、債務整理をした時は、自営業でしたが、カード払いやローンが使えなくなったり、リースが組めなくて、困ったこともありましたが、慣れてくると意外となんとかなることがわかってきました。

クレジットカードがなくてもデビットカードがあるので、カード払いしか受け付けないところでも買い物はできます。

車の購入はヤフオクで安い車(一応走るレベルのやつ)を落札して、自分で修理して乗りましたし、車検はユーザー車検という、自分で車検を通す方法をネットで調べて、安くやりました。おかげで、車に詳しくなりましたよ。

コピー機だって、中古で安いのもありますし、今はプリンタの複合機も安く買えます。コンビニに行けば、1枚5円からコピーできます。

僕が田舎にいるからかもしれませんが、意外とツケが効いたり、頭を下げれば少しくらい支払いを待ってくれるお店もあったりします。こういったことって、頼んでみなければわからないものなので、やる前からダメだと思わないことが大事だと思います。

自営業は、どんなに規模が小さくても経営者ですから、経営者の意識次第でどうにでもなるように思います。

僕は、多重債務になった当初は「もうダメだ」と思っていましたが、専門家のアドバイスを貰ううちに、「なんとかなるかも。。。」と思うようになり、次第に「まだまだ、行けるんじゃないか」と意識が変わっていったように思います。

一般的には、こんなのもうダメでしょと思われるようなレベルでも、けっこうしぶとく生き残れるものなんだなと、今は思います。

ウィズユー司法書士事務所
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