妻に内緒で債務整理する方法
借金についてネガティブなイメージをもっている女性は多いと思われます。奥さんに余計な心配をかけたくないから、妻には債務整理のことは秘密にしておきたいという方には、参考にしていただきたいと思います。
妻にバレた場合に考えられるリスク
借金を抱えていることや債務整理したことが奥さんに知られた場合に考えられるリスクをいくつかあげてみます。
離婚される(かもしれない)
個人的には、借金くらいで別れてしまうのかと思わなくもないですが、実際には借金が発覚して離婚されてしまったという話はよく聞きますし、僕の知人にもいます。
金額の大小によっても、相手の反応は違うと思いますが、何事もなかったかのように穏便に債務整理できるのなら、その方が良いという場合もあることでしょう。
家族に白い目で見られる(かもしれない)
どういう種類の借金かにもよりますが、借金の事実がバレてしまうとその後ずーっといわれ続けてしまう可能性もありますね。
女性を蔑視するわけじゃありませんが、どちらかというと女性のほうがいつまでも忘れずにいることが多い気もいたします。
もし、子供を味方に付けて「お父さんは、お金を借りて・・・」なんてちくちくいわれ続けたら、結構つらいですね。
妻の実家にバレる(かもしれない)
口うるさい親だと、いろいろとこちらの家庭に口を挟んでくるかもしれません。
奥さんが実家で旦那の借金について、こぼしてしまったことが火種となる可能性もあることでしょう。
絶対に奥さんに内緒で債務整理するために必要なこと
上記にあげたリスクを回避するためにも妻には秘密にしておきたいところですが、夫は会社勤めで妻は専業主婦あるいはパートで、家に多くいるのは妻の方という場合は少々面倒です。
ここでは、妻に内緒にしておくために特に注意を払いたいところをあげておきます。
書類関係
貸金業者からの督促状などは、もちろん気をつけなければいけませんが、債務整理をするときも注意が必要です。
専門家に債務整理を依頼したらすぐに、督促は止みますが、専門家から届く書類にも気をつけなければいけません。
いきなり「○○法律事務所」なんて封筒が届いたら、奥さんだって何があったのかと心配になることでしょう。
奥さんの目に触れないような対策が必要です。
電話
電話も書類と同様に気をつけなくてはいけません。
最近は携帯電話にかかることが多いと思いますが、自宅に固定電話ある方は奥さんが出てしまわないように十分に根回ししておく必要があります。
第三者
妻に内緒で実行するには、第三者の目にも気をつけましょう。
一番可能性の高いのは自分の親ではないでしょうか?秘密にするよう約束しても、何かの拍子に言ってしまったということは十分に考えられます。
不安を抱えていると、つい誰かに話を聞いてもらいたくなりますが、自分の親が口が堅いのかどうかよく見極めておく必要があります。
借金を放っておくとどうなるか
借金問題は、どうしても先送りにしてしまいがちですが、放っておいたらどうなるのかを妻との関係に視点をおいて考えてみましょう。
督促状が届く
奥さんが家にいることが多ければ、自宅に届いた督促状を目にする可能性も高くなります。
普通の郵便で届くだけならまだしも、業者によってはわざわざ書留で送ってきたり、内容証明を送りつけることもあります。
これを本人ではない奥さんの方が受け取ったら、精神的に効いてくるでしょう。もちろん業者はその効果も期待して送ってくるわけですが。
電話がかかってくる(かもしれない)
本人以外に借金の返済を迫ることは、違法行為で、場合によっては業務停止などの重い罰則があります。
しかし、業者の中には直接的には借金のことは口にせずそれとなく、そのことを匂わせる輩もいます。
法律に守られているからといって、安心はしていられません。
妻や子供のためにいち早く債務整理してしまうことが大事
上記のようなリスクを招いてしまわないうちに、すぐにでも債務整理の準備に入らないといけませんが、どのような順序で進めていけば良いのかを説明しておきましょう。
自分でも債務整理について理解しておく
債務整理のやり方にはいろいろありまして、簡単にあたなにはこの方法とは決められないのですが、ざっくりとどんな手段があるのかくらいは知っておくと良いと思います。。
※債務整理の種類についてはここにわかりやすくまとめてあります。
秘密厳守の専門家を探すこと
債務整理の相談に乗ってくれる専門家は多いですが、妻に内緒で債務整理をすることに協力的な専門家でなければ意味がありません。
それぞれのケースによっても異なりますが、ほとんどの債務整理の案件は弁護士にしてみれば、それほど複雑な手続きではありません。
なので、中にはやっつけ仕事的に片付けていく専門家もいます。こういった専門家に依頼すると、場合によっては絶対に知られたくなかった奥さんに内緒にできなかったということにもなりかねません。
そういったリスクを避けるためにも内緒で債務整理することに理解のある専門家を探すことが大事です。