消費者金融の歴史を時系列で見てみよう

1960年3月

アコムがサラ金はじめる

当時質屋を営んでいたアコムの前身「丸糸」がサラリーマン金融を試験的にスタートする。

1962年3月

プロミス創業

プロミスの前身「関西金融株式会社」が大阪市に設立される。プロミス

1966年1月

武富士創業

東京都板橋区にて、「富士商事」を個人事業で創業する。

1967年4月

アイフル創業

現社長の福田吉孝氏が消費者金融業を個人経営で創業する。

1967年8月

武富士誕生

「有限会社武富士商事」から、「株式会社武富士」に改組する。武富士

1978年10月

アコム誕生

前身のマルイト株式会社の出資で、現在のアコムが設立される。ちなみに、社名の意味は「愛情」(Affection)、「信頼」(Confidence)、「節度」(Moderation)の頭文字をとったもの。アコム

1978年2月

アイフルの前身誕生

アイフルの前身となる「株式会社丸高」を京都市左京区に設立する。

1982年4月

全国サラ金被害者連絡協議会創立

現在は「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」として活動中

1982年5月

アイフル誕生

前身の丸高から、現在のアイフルへ社名変更。社名の由来は、愛情(Affection)努力(Improvement)誠実(Faithfulness)結束(Unity)活気(Liveliness)から来ている。アイフル

1983年5月

サラ金規制法施行

1985年9月

CIC営業開始

個人情報信用機関のCIC(株式会社シー・アイ・シー)が営業開始。

1986年4月

テレビ東京サラ金CM解禁

それまで自粛していたサラ金のテレビCMをテレビ東京が解禁する。(2001年にTBSが放送し、全面解禁となる。)

1986年6月

JICC設立

個人情報信用機関のJICC(株式会社株式会社日本信用情報機構)が設立される。

1987年3月

CRIN始動

全情連、CIC、全銀協の3社で情報を交流するシステムCRINを開始する。

1992年5月

出資法の金利引き下げ

それまでの54.75%から40.004%に引き下げられる。

1993年7月

自動契約機デビュー

アコムが新宿と博多に自動契約機「むじんくん」を設置むじんくん

1994年8月

出資法の金利引き下げ

それまでの40.004%から39.931%に引き下げられる。

1996年9月

プロミス1部上場

プロミスが94年12月の東証2部上場から、2年足らずで東証1部銘柄に指定

1994年9月

アコム1部上場

アコムが94年12月の東証2部上場後、東証1部銘柄に指定

1998年10月

アイフル上場

アイフルが東証2部、大証2部へ上場する。2000年に1部指定。2010年大阪証券取引所上場廃止

1998年12月

武富士上場

武富士が東証1部に上場する。翌年にはロンドン証券取引所へ上場

2000年1月

アットローン設立

さくら銀行・日本生命保険・三洋信販とエーエムピーエムジャパンなどによって設立される。

2000年5月

モビット設立

プロミスが三和銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)と合弁ローン会社モビットを設立

2000年6月

出資法の金利引き下げ

それまでの39.931%から29.2%に引き下げられる。

2001年4月

個人再生手続きスタート

債務整理の新しい救済手段として、「個人再生手続」が導入される。

2001年5月

武富士放火事件

武富士の青森県弘前支店で強盗放火殺人事件で5名が死亡する。翌年犯人は逮捕される。武富士放火

2002年8月

アイフルがチワワCMはじめる

2002年8月

アコムCMキャラクターに小野真弓

2003年12月

ジャーナリスト宅盗聴事件

当時会長だった武井氏を批判する記事を書いたジャーナリスト宅を盗聴したことで、武井保雄会長が逮捕される。会長職を辞任。

2003年12月

自己破産者ピーク

この年の個人の自己破産申立件数がピークとなる。(242,357件)

2004年3月

アコムがMUFGと提携

MUFGの前身の三菱東京フィナンシャル・グループがアコムと業務・資本提携する。その後、MUFGが株を40%超まで買い増しして、アコムが連結子会社となる。三菱UFJフィナンシャルグループアコム

2004年9月

プロミスがSMFGと提携

三井住友フィナンシャルグループがプロミスと業務・資本提携する。三井住友フィナンシャルグループ

2005年4月

アイフル被害者の会結成

強引な取り立てなどにより、アイフル被害対策全国会議(アイフル被害者の会)が、被害者や弁護士・司法書士らにより結成される。

2006年1月

シティズ判決

最高裁の判決で、グレーゾーン金利を無効とする判決が下る。

2006年4月

アイフル業務停止

財務省近畿財務局長がアイフルに、全店舗の業務停止命令を出す。これにより、2ヶ月間CMを自粛する。

2007年9月

三洋信販買収される

プロミスが三洋信販を株式公開買付けにより買収する。

2009年9月

アイフル事業再生ADR申請

2010年6月

出資法の金利引き下げ

それまでの29.2%から20.0%に引き下げられ、総量規制が施行される。

2010年10月

武富士上場廃止

2011年4月

アットローン吸収合併される

プロミスがアットローンを吸収合併する。

2011年10月

武富士更生計画認可

武富士の会社更生計画の認可が東京地方裁判所によって決定される。

2012年3月

プロミス上場廃止

2012年4月

プロミス子会社化

プロミスがSMFG(三井住友フィナンシャルグループ)によって完全子会社化される。

2012年7月

プロミス商号変更

プロミスからSMBCコンシューマーファイナンスへと商号を変更する。SMBCコンシューマーファイナンス

2014年3月

モビット子会社化

SMBCコンシューマーファイナンス(旧 プロミス)により、連結子会社化される。

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