借金が返せないことで必要以上に自分を卑下してはいけない

By | 2020年4月12日

返す当てがなくなってしまうほどの借金を抱えてしまった状態をさして、多重債務者とか自転車操業などと呼んだりしますが、いずれにしても破綻か破綻間近な状態であると言えます。

このような状況に陥ってしまうと、利息やら延滞金やらがついてきて、ますます借金の返済は難しくなってゆきます。

そして、多くの方はこんな状態になってしまった自分自身を「ダメな人間だ」と卑下してしまいがちです。

しかし、そんな風に自分を卑下したところで、借金は減らないし、何も解決はしません。それどころか、気分が落ち込むばかりで精神衛生上よくありません。下手をすると本当に病んでしまうかもしれません。

たくさん借金があって、返せなくても落ち込まない発想法

金が返せないという状況は単なる事実であるということを認識しましょう。長い人生の間でたまたま今は、借金が返せない状況にあるというだけで、それ以上でもそれ以下でもないということです。

そのことで、必要以上に怖がったり、悲観的に感じる必要もありません。借金が返せないからといって、殺されたり、ブタ箱に打ち込まれることは絶対ありません。奥さんや娘さんがソープランドとか風俗業へ売られてしまうことも、今の時代ではあり得ません。

善悪で判断しない

日本人は特にものごとを善悪で判断したがる傾向にあると思います。

借金が返せないこと = 悪

みたいな図式に頭の中がなってしまっている方が多いです。善悪で判断

たしかに、本来予定していた通りに返済ができていないということが、良いことだとは思えませんが、良いことではないから、それなら悪いことだと二極化して考える必要もないとは思いませんか?

日本の政府(国家)でさえも、ずーっと国民から借金をしたまま、返すどころかその額は増え続ける一方です。これまでの政策が悪かった結果として、今があるのにもかかわらず消費税増税や緊縮財政などで、そのツケを国民に押し付けてきます。

借金を返すことが「善」で、返せないことが「悪」だという判断はこの際捨てるべきです。

お金を借りるときは、誰でも当初の予定通りに返していくつもりだったはずです。その当初の規定路線がちょっと外れてしまったという「事実」があるだけなので、これはこれで事実として受け止めて、将来どうするかを検討する必要はありますが、この事実を「悪」だと思ってしまうと、自分が辛くなるだけです。

感情を切り離す

お金が返せない → だからダメな人間

お金が返せない → だから失敗者

お金をちゃんと返す → だから立派な人間

お金をちゃんと返す → だから信用がある

これらの公式は世間一般のイメージに過ぎません。日本人は特にこれらのイメージが刷り込まれてしまっている感じがします。

前にも述べたようにお金が返せないのは単なる事象に過ぎないので、そこから発展して、だから自分はダメな人間なんだ、などと感情と事実をリンクさせてはいけません。

私たちは幼い頃から受けてきた、お金や借金に対してのネガティブな先入観を持ってしまっているので、今すぐに気持ちを切り替えるのは難しいかもしれませんが、事実と感情は切り離して思考する努力をするべきです。

運が悪かったあと、お金が返せなくなってしまったのを「運が悪かった」と思うのも禁物です。運の良い悪いなんて考え方次第でどっちにも取れます。どうせなら、借金について深く考える機会ができて運が良かったくらいに思っておくようにしましょう。

偉大なアスリートの勝率

野球やサッカーなどの試合で負けようと思って試合に挑む人は一人もいないはずです。でも、勝つチームがあれば、かならず負けるチームが存在します。

勝つことを目標として、臨んだ試合に負けたら、そのチームや選手はダメなチーム、ダメな選手と言えるのでしょうか?

偉大なアスリートはたくさんいますが、その中でもイチローは飛び抜けた存在です。そのイチローでも通算打率は3割2分2厘です。つまり、10回のうち3回くらいしか成功していないということです。

別の言い方をすると、半分以上は失敗しているとも言えます。(もっともイチロー本人はそれを失敗とは思っていないでしょうが)

また、かつての名横綱の貴乃花(2代目)の横綱時代の勝率は8割1分3厘でした。格下の力士を相手にしても10回に2回は負けることがあります。だからといって、貴乃花が弱いとか、ダメな横綱だなどとは絶対に言われたりしません。

これをあなたの借金問題に当てはめて考えてみましょう。

10回お金を借りて、3回くらい予定通りに返せなかったとしても別に異常なことではないと考えるのが妥当じゃないでしょうか?

まして、今は昔と比べて景気も良くなかったり、災害も多かったりと成功しづらい時代とも言えます。10回のうち7回くらいちゃんとお金を返せなかったとしても、そのことであなたがダメな人間だということは全くありませんし、むしろそれが当たり前の世の中なのかもしれません。

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